発車進行!

ということで、今回は僕の大好きな発車メロディについて書きたいと思います。


発車メロディはみなさんが電車に乗るときによく聞くあれです。


数年前、「鉄のバイエル」なんかが流行ったので、


覚えている人もいるかもしれません。


では…。


まず、「鉄腕アトム」の主題歌が流れている駅はどこでしょう?


と質問すると、多くの人が高田馬場と答えるでしょう。


正解です。


しかし、実は別の駅でも流れています。


武蔵野線新座駅です。(手塚プロのアニメ制作スタジオがあったからだそうです)


他にも、恵比寿駅の第三の男(エビスビールのCM、映画『第三の男』)や


蒲田駅蒲田行進曲西武新宿線上井草駅の「翔べ!ガンダム」、


東京臨海高速鉄道りんかい線東京テレポート駅踊る大捜査線シリーズなど、


映画やアニメの主題歌は結構発車メロディになっていますね。


あ、舞浜駅のディズニーシリーズもそうですね。


また、地域に根差した発車メロディも数多くあります。


山形駅新幹線ホームは「花笠音頭」、


仙台駅在来線ホーム、青葉通り駅は僕らの親世代なら知っている「青葉城恋唄」。


高崎線深谷駅は「おねぎのマーチ」(名産が深谷ネギ)。


新橋駅では去年、角ハイボールのCMでおなじみの「ウイスキーがお好きでしょ」が


一ヶ月限定の発車メロディになってました。
(地域に根差したというよりも、街のイメージに合ってたからかな?)


まだまだ独特のメロディは存在しているので、みなさんも電車に乗るときには、


少し気にして見てください。


そして最後に僕が好きなメロディbest5を紹介したいと思います。


第5位、九州新幹線「つばめ」の車内メロディ。躍動感あふれる曲。カシオペア向谷実氏作曲。


第4位、仙台駅新幹線ホーム。「曲名不明」。


第3位、手前味噌で失礼。函館駅特急発車メロディ、「旅立ちの鐘」。受験に行くときも、上京する時も、この曲に送られました。


第2位、「Verde Rayo V2」。京葉線東京駅の発車メロディ(他の駅でも流れているところはあります)。


第1位、「緑の車窓」。京葉線検見川浜駅限定のメロディ。とっても不思議な曲です。


ということで今回のオタクチックな話は終わりにします。



赤坂・日枝神社です。

つながろう!ひとつになろう!力をあわせて・・・・・・、がんばろう・・・・日本

さて、前回も少し触れましたが、


震災以降、日本国民は近年感じることができなかったような一体感を


感じています。


テレビでは、有名人が多く出演している


公共広告機構のCMや、


TBSが展開する絆プロジェクトなど、


「支え合おう、一つになろう」といったメッセージが込められたものが


多く放送されています。


また、新聞や雑誌における広告でも同様の傾向が見受けられます。


あと、義捐金のお願いも番組中に流れたりしますよね。


日本人はやはり、いざとなったらみなが一つになり、


困難に立ち向かえるのだと、


震災後の流れをみて感じた人も多いと思います。


とてもすばらしいことです、


国民が一致団結するのは。


でもここで一つ考えておきたいことは、


多くの人々が同じ方向に向くというのは


過去の経験上、良いこともあればまたその逆もあるということ。


大げさな例にはなりますが、


ナチス政権下のドイツで、ホロコーストが起きたのは、


ドイツ国民が(思想・行為の是非は別にして)一方向に団結して進んだからだと言える。


原因は、Aという事柄に対してXという考えがマジョリティになることで、


たとえXの論理に破たんがあることを指摘するYという意見があったとしても、


それがマイノリティであれば、


黙殺・排除されてしまうという状況ができたからです。


これは、権力による言論の統制や、民意によって作り上げられる特殊な状況です。


今の日本でいえば、原発推進だとは言いにくい状況になりつつある。


原発にかかわらず、違った見方があるということを人々に考えさせる機会を


メディアも権力も、そして僕たち国民自身も奪ってはいけないと思います。


頑張ろう!支え合おう!というのは大変素晴らしいことだけど、


それが誰かの主張の妨げになるということは決して起きてはいけないことです。


まとめると、


①人々が一つの方向に進むことは時と場合によっては良いこと。


②でも、進む方向に異を唱える者や、逆行するものを排除してはいけない。


③その人たちの意見に耳を傾けると、自分たちがいる位置を把握できる場合もある。


④もし、排除したなら、スタンピード(ナチスの例のような)を起こすかもしれない。


このことをよく考えて、今のこの困難な状況を乗り越えていかなければならないでしょう。


もちろん自分も含めて。



赤坂、日枝神社にて。
(注:お名前が入っておりますが、画像修正はしませんでした。)

東京

とても久しぶりの更新です。


更新していない間に、地震があり、


今まで普通だったことが、普通ではなくなってしまった今日この頃。


僕を含めた日本人は、


目に見える津波と見えない放射能という二つの恐怖を体感しています。


でも、それを乗り越えようと多くの人が努力をしているようです。


また、一般の人々も個と個をつなげて大きな力になろうとしています。


近年感じることのできなかったこの一体感については思うこともあるので、


次回にでも考えていこう。


ということで、今日のテーマは東京。


そもそも僕はなぜ上京したのか。


大学に進学するというのももちろんですが、


大学で勉強することよりも東京を知りたかったんだとおもう。


東京って、どこの町にもそれぞれの個性があって、魅力的ですよね。


下町があるかと思えば、近代的な街もある。


巨大な繁華街がある一方で、とっても洗練されたセレブ感が漂う街もある。


1年や2年だけ生活しただけでは把握しきれない情報量。(まぁ、住んでるのは埼玉ですけど)


僕は経験上、静岡よりも西には行ったことがありませんが、


東京ほどカオスな都市はないのではないでしょうか?


それぞれの都市にはその都市ごとの個性があるけど、


東京のように都市の中に


強烈な個性がひしめき合っているようなところはないでしょう。


でも、やはり最も僕にとって魅力的な点は個人としての自分を消せるということ。


田舎だと、自分が属するコミュニティのことを


常に意識しながら行動しなければいけませんが、


東京なら、少し電車に揺られれば全く別の世界に行けます。


いつもの見慣れた人々、風景から一歩身を引くことがたやすくできる。


池袋から新宿に移動するだけでも、自分という人間を気に留める人が格段に減る。


自分がコミュニティの一員から、通行人Aになる。


それを嫌がる人もいるでしょうけど、僕はそれにある種の快楽を覚えてしまったんです。


そのことを含めた東京のキャッチコピーは


「毎日恥のかき捨てができる街、東京」でいかがでしょうか。


「旅の恥は…」のような体験が毎日できるということこそが、


僕にとって東京の最も魅惑的な姿なのかもしれません。








横浜の残り写真を一気に放出! 大サービスや!……?


前にも書いたかもしれませんが、たまたま旧正月に行ったので


大いに盛り上がってました、中華街は。

ブラタモ的モヤさま的散歩Part2

ということで、パート2です。


実は、今回のお散歩は、


中山道を通って大宮方面に行こうと思ってたんですけど、


得意の方向音痴を発揮して、


知らぬ間に戸田市に入ってました。


外環道に沿って歩いていると、


埼京線の高架にぶつかりました。


そのちかくにある川はとっても汚かったなぁ。


高架したって、なんとなく治安が悪そうな気はしてましたが、


案の定。


ごみが散乱していて、街灯もあんまりない。


近くに高校があったけど、大丈夫なのかなぁ?


そして北戸田の駅に到着。



帰ってからグーグルマップで確認してみたら、


目的地とは全く逆に向かって歩いていたことがわかりました。


方向音痴は直さないと。


おしまい。


みなさんも、自分が住んでいるまちを歩いてみてはいかがでしょうか。


意外な発見があるかも。

NZ地震に関する報道について

先日、ニュージーランドで大きな地震が発生しました。


多くの死傷者が出ていて、今なお行方の分からない人もいるようです。


日本では、特に地震の規模が大きかった町、クライストチャーチに多くの留学生がいたことから、


彼らを中心とした報道がなされています。


海外で災害や事故が発生した時のお得意の報道の仕方ですね。


報道の仕方の良し悪しは別にして、


今回のケースは、メディアの強大な力を示していると言えるのではないでしょうか。


ニュースの価値を上げる力です。


正直なことを言えば、NZの現状を今最も知りたいのは、


被災者家族であることは間違いなく、


ニュースそれ自体のバリューは本来、


国際面ベタ記事か2〜3段くらい(一面だとしても、2日以上はもたないはず)。


でも、ここまで大きくなりました。


では、メディアはなぜ、バリューアップできると思ったのでしょうか。


まぁ、おそらく「同情」が鍵です。


同情という気持ちを持つことは罪にならない。


ならないからこそ、歯止めが利かない。


よって、同情するために必要な情報は必ず需要が生まれる。


つまり、部数・視聴率確保のための重要なターゲットが


私たちが持つ「同情」なんです。


メディアはそこに目を付けた。部数・視聴率を確保するために。


歯止めが利かない同情はときに、


人を傷つける。


記者会見の場で、謝罪したものを罵倒する記者や


光市母子殺害事件の加害者側弁護人に対する国民感情なんかはその最たるものですね。


今後、富山の外国語専門学校や、


倒壊したビルの所有者などに対して


過剰な同情から変質した「怒り」が発動しないかが心配。


そうならないためにも、


メディアによって同情という感情が煽られているという認識を


国民は持つべきです。


メディアはこの後も同じような報道をすることはわかりきってるのだから。

ブラタモ的モヤさま的散歩Part1

ということで、僕が住む南浦和周辺を散歩してきました。


ふだんは、家と駅との往復だけなので、


新たな発見があって、楽しかったです。


では一枚目

家の近くの陸橋。


線路の上に架かっていて、


そこを高崎線宇都宮線湘南新宿ラインも含む)、京浜東北線が通ってます。


運が良ければ、僕の家から北斗星カシオペアが疾走するのが眺められる。


陸橋を過ぎてすぐに裏道を探っていると、


文蔵緑道なるものを発見。


そこをしばらくふらふらしていると、


昭和っぽい商店街発見。


大好物!


ひと通り商店街を歩いていると小学生がわらわら…


平日の夕方に写真撮っていると通報されそうなので、


やむなく出発。


次はどこに行こうと適当に歩いていると、


なんかすごいもの見つけました。




  

正体は東京外環自動車道です。


美女木ジャンクション周辺。


僕はこういう近未来的なものが大好きで、


メモリーカードには似たようなアングルの写真が大量にあります。


ということで、今日はここまでにします。


次回は怒涛の埼京線北戸田駅周辺です。

パンダ

上野動物園にパンダがくる!


年間7500万円のレンタル料は掛かるものの、


多くの笑顔が生まれるなら、それぐらい安いはず。


地元商店街の人々も「パンダ特需」に期待しているそうです。


上野公園からアメ横までの一帯がとっても大好きなので、


パンダが来るのは嬉しい限り。


来てからすぐは混むだろうから、


春の平日にでもふらっと行ってこようかしら。


といっても、動物が苦手な僕は、


「動物と触れ合おう」みたいなコーナーは嫌なので、


動物園はいつも満喫できないんだよなぁ。


話は変わりまして、政治の話。


民主党内で「菅おろし」が活発化してきました。


親小沢の16人が会派離脱を表明。


さらに今日の報道を見る限り、


中間派にも菅氏の退陣論がじわりと出てきているそう。


ダメでしょ。


代表選のときには


「首相をすぐに変えるべきでないという『消極的』な意見が…」などといった


文脈が記事によく出ていましたが、今回の動きからこの指摘について考えたいと思います。


去年の参院選が終わった後に書きましたが、


とりあえず衆院議員の任期は満了できるまで、


民主党の動向を見守ろう。


その理由は、すぐに結果を出せるほど政治は簡単じゃないから、としました。


この主張をした前提として、民主党内の結束を僕は考えていました。


しかし、この前提が脆くも崩れ去りました。今回の政局の動きで。


国民も不満があれば自分の一票の責任を忘れて、


民主党を批判する。批評ではなく批判。


その結果、参院選民主党の敗北。


成果がまだわからないのに、民主党がそれを示すことを阻んでしまった。


一方、政治家も不満があれば、政権党員の責任と矜持を忘れ、


トップを批判し、運営体制を破壊する。


その結果、菅氏は窮地に追い込まれる。


国民の幼稚さ(自分も含めて)は以前にも言いましたが、


今回のことで、政治を専門にするプロフェッショナルである政治家も


幼稚であることを再認識しました。


たとえ政権運営に不満があろうとも、


現執行部を揺さぶるべきでない。


結果も何もまだ示していないのだから。


衆院の任期満了を一つの区切りとし、


それまでは首のすげ替えなしに、


現体制でベストの成果を国民に見せるべきです。


結果とは終わるまでわかるはずもないという本質を忘れ、


トップを変えれば結果が見えるなんていうのは見当違いだし、


ましてや、政局的な不満を理由にトップを揺らがせるのは無責任。


だから、「すぐに首相を変えるべきでない」というのは


確かに消極的かもしれないけれども、


今後、国民も政治家もこのことを意識することが


政治に対してよりスマートになる足掛かりになるはず。


だから、菅氏をやめさせては絶対にいけない。


衆院任期が満了するまでは、絶対に。


(最後に。僕は民主党員でもないし、菅氏支持者でもないです。)




横浜。


そろそろ、写真が尽きそうなので、実家に帰ったらいっぱい撮ってきます。