東京
とても久しぶりの更新です。
更新していない間に、地震があり、
今まで普通だったことが、普通ではなくなってしまった今日この頃。
僕を含めた日本人は、
目に見える津波と見えない放射能という二つの恐怖を体感しています。
でも、それを乗り越えようと多くの人が努力をしているようです。
また、一般の人々も個と個をつなげて大きな力になろうとしています。
近年感じることのできなかったこの一体感については思うこともあるので、
次回にでも考えていこう。
ということで、今日のテーマは東京。
そもそも僕はなぜ上京したのか。
大学に進学するというのももちろんですが、
大学で勉強することよりも東京を知りたかったんだとおもう。
東京って、どこの町にもそれぞれの個性があって、魅力的ですよね。
下町があるかと思えば、近代的な街もある。
巨大な繁華街がある一方で、とっても洗練されたセレブ感が漂う街もある。
1年や2年だけ生活しただけでは把握しきれない情報量。(まぁ、住んでるのは埼玉ですけど)
僕は経験上、静岡よりも西には行ったことがありませんが、
東京ほどカオスな都市はないのではないでしょうか?
それぞれの都市にはその都市ごとの個性があるけど、
東京のように都市の中に
強烈な個性がひしめき合っているようなところはないでしょう。
でも、やはり最も僕にとって魅力的な点は個人としての自分を消せるということ。
田舎だと、自分が属するコミュニティのことを
常に意識しながら行動しなければいけませんが、
東京なら、少し電車に揺られれば全く別の世界に行けます。
いつもの見慣れた人々、風景から一歩身を引くことがたやすくできる。
池袋から新宿に移動するだけでも、自分という人間を気に留める人が格段に減る。
自分がコミュニティの一員から、通行人Aになる。
それを嫌がる人もいるでしょうけど、僕はそれにある種の快楽を覚えてしまったんです。
そのことを含めた東京のキャッチコピーは
「毎日恥のかき捨てができる街、東京」でいかがでしょうか。
「旅の恥は…」のような体験が毎日できるということこそが、
僕にとって東京の最も魅惑的な姿なのかもしれません。
横浜の残り写真を一気に放出! 大サービスや!……?
前にも書いたかもしれませんが、たまたま旧正月に行ったので
大いに盛り上がってました、中華街は。