名取 閖上浜

石巻を訪れた翌日、


仙台空港の周辺に行きました。


写真で振り返ります。



仙台空港です。


昨年、空港をおそった津波


どれほどの高さだったかをしめす表示がありました。





石巻と同様、こちらも津波の爪痕が未だ色濃く残っています。


そして、海が近いこともあり、建物はほとんど残っていませんでした。



閖上浜です。


津波で流されたものが集められており、


広い範囲を歩くことはできませんでした。


写真は、海に向かって手向けられた花です。


もう枯れていました。


他にも缶ジュースなどが多く置かれていました。


定期的に訪れる人がいるようです。



興農共栄の碑が残っていました。


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今回、宮城を訪れた理由は、


前の記事にも書きましたが、


とにかく自分の目で現実を見るためでした。


一回訪れただけでは、


本質を理解することなんて不可能です。


でも、そこに広がる風景や空気、においなど


新聞やテレビ、人の話などからは実感できない


重要な「現実」は感じることができました。


たくさん撮ってきた写真で


それが少しだけでも伝えられていれば、


幸いです。


おしまい。

石巻

石巻に行ってきました。


震災から1年、僕がずっと目をそらしてきた現実が


そこにはありました。


ボランティアには行かず、義捐金を送るわけでもなく、


何もしてこなかった僕は、


カメラを通してしか現実を見ることができない程に、


自分に対して強烈な後ろめたさを感じていました。


そんな臆病な僕が見てきた石巻のいまを


見てほしい。


そこから何を感じるかは、


読んでくださるあなたの自由です。


それでは。

商工会議所の壁に貼られた「がんばっぺ!日本」。


市内には同様の張り紙がいっぱいあった。


東京で見る似たような言葉よりも、


重みを感じた。



残された痕跡。


津波が昨日来たかのような生々しさがあった。



街には二つのものがあった。


ひとつは、人の気配が残るもの。


もうひとつは、何もかもが消し去られてしまったもの。




橋についていたであろう水位計。


圧倒的な津波に、その役目を果たすことは出来なかったようだ。



みなとタクシーの建物。


カーテンのようなものが風に揺られていた。



民家の入り口に残された貼り紙。


石巻には、あらゆる人に対する感謝を伝えるメッセージが


多く残されていた。



子どものおもちゃだろうか。



船は至る所にうちあげられていた。


このような象徴的なものを見ると、


改めて普段自分が生きている現実との隔たりを感じる。


でも、本当は隔たりなんかなく、


一続きの世界に生きている。



街に残されたシャッターは、


風に揺られてギシギシという音を出していた。



すべり台の奥に見えるのは、ガレキの山。


残されたガレキは、


行く当てもなく、ただそこに存在しているだけだった。



津波のすさまじさを語るものは至る所にある。


地元の人がどのようにその痕跡を見るのかはわからない。


けど、僕にはとても受け入れがたいものだった。




津波に流された多くの車。



ガレージに残された馬のおもちゃ。


何度も繰り返すけど、


人の気配が残るガレキがたくさん残っている。


そして、それらを見るのはとても悲しい。


この悲しさを感じたくないから、


僕はこの一年、目をそらし続けたのかもしれない。


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これが、僕が見てきた石巻です。


どんなに言葉を重ねても


伝えきれない程の現実がありました。


ただ、一つだけ明言できるのは、


実際に行かないと見えないものが


そこにはたくさんある、ということです。


それが、僕が今、精一杯伝えられることです。


おしまい。

地図

筋金入りの方向音痴である僕は、


どこかに繰り出しても


迷子になることで、時間を無駄にしてしてしまうことが多いので、


解決せねばと日ごろから思っていたんです。


そして今日、上京してから初めての体験をしたのです。


そう、地図を買いました!


地図さえあれば迷子になることは無いはずなんです。


名案ですよね。


スマホを持っていない僕は、


その場ですぐに地図を出すこともできません。


なので、この地図にはお世話になりそうです。

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地図の実力を試すべく、今日はあまり行ったことのない


神田駅西口方面を開拓しに行きました。


ルートとしては、神田駅⇒日大理工学部明治大学リバティータワー⇒神保町⇒水道橋⇒飯田橋


では、振り返ろう。

スカイツリー百景②。


今日見たテレビによると、


福島と茨城の県境からも見られるそうですね。


この写真は神田駅を西に10分くらい行ったあたりです。


ちなみに、この時点で迷子になってます。


日大理工学部周辺。


とりあえず人が多かった。


そしてすぐ近くには明治大学のリバティータワーが。


なんとなくスルーしてしまったんですが、


後々、タワーの地下に博物館があることを思い出した。


あぁ、行けばよかった。


ここで久しぶりに地図を開き、


現在位置を確認。


神保町を目指す。


地図って便利!


神保町をぶらついていると、


何ともエコな家に遭遇。


太陽の光をいっぱいに浴びるパネルの図。


水道橋駅です。


東京ドームが近くに合ってやたらと人がいた。


近くには高校とか大学が多くあり、


学生の姿が目立ちました。


このあとは飯田橋へ行って散歩おしまい。


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さて、地図と共に歩いた2時間。


悪くないですね。


ただ、偶然の出会いがなくなりそう。


あと、僕は地図が読めないことが判明しました。


結局、日大に着くまで迷子状態でした。


なんか、話のオチをつける道筋まで見失ったので、


今日はここまでにしときます。

十条銀座

行ってきました。


池袋から2駅でアクセスしやすいので、


ぜひ、いってみてください。


僕は、八百屋さんでおばさま達と


特売の白菜の取り合いをしました。


このように、普通の商店街では味わえない


スリルと興奮がある十条銀座を写真とともに紹介したいと思います。



とにかく安い!


普通の服屋さんではあまり見たことのない値段で売ってます。


ブラウスが209円で買えるなんてっ!と思ったそこのあなた


ぜひ十条銀座へ!




まぁ、この服屋さんは混んでました。


どうしてこんなに安いんだろうか。




ここは正確にいうと、十条銀座のアーケード外です。


ここら辺にはクマの人形がいくつか置いてあった。


なんだったんだろう。


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おしまいです。


なぜか八百屋さんとか魚屋さんの写真がない。


まぁ、僕が買い物に熱中してたからですが。


少しでも興味がある方はぜひ十条銀座に行ってみてください。
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最後は、この日買ったもので作った


アボガドまぐろ丼と肉だんごスープ。


おしまい。

帰京

久しぶりに東京に戻ってまいりました。


そして、今日はさらに久しぶりの池袋。


学校も久しぶり。


授業の後は、いつも通りロングな散歩に行ってきました。


コースは池袋駅北口⇒大塚駅巣鴨駅。


山手線の線路沿いに、約2時間の旅でした。


では、振り返ろう。


北口を大塚方面に行ったすぐのところ。


ひたすらフェンスを撮っているときは、


周りからいや〜な視線を感じました。


街で写真を撮る時は気をつけましょう。





トタンに南京錠。


特に意味は無いです。




大塚駅に向かう途中、いろんなところからスカイツリーが見えました。


近いうちにプロの人がスカイツリー百景的な写真集出しそうですね。

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今日のツアーはこんな感じでブラブラと巣鴨まで歩きました。


巣鴨に着くころにはもうヘトヘトで、


とげぬき地蔵に行く体力は無かったので、


すぐに帰りました。


残念。
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最後はおまけの写真です。


おまけ1


フェンスに手袋の図。


街を歩いているといろんなごみに出会います。


軍手、ゴム手、靴、靴下、エロ本、バッグ。


おまけ2


夕飯のチヂミ。


おいしかったけど、あんまりカリッとしなかった。


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ということで、今回はこの辺で終了。

merry christmas

クリスマスですね。


みなさんどのように過ごしましたか?


僕は家族とカトリック教会の生誕劇を観賞してきました。



カトリック元町教会です。


教会に附属している幼稚園の子どもたちが


一生懸命に生誕劇をしていました。


ちなみに仙台のキリスト教系幼稚園に通っていた僕も


生誕劇をやりました。


その時は東方の3博士のひとりを演じました。


なつかしいなぁ。


幼稚園のころから教会に入ると不思議な感覚を覚えましたが、


昨日もやはり、


とっても心が洗われるような


そんな気持ちになりました。


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なにかとキリスト教に関わりのある僕ですが、


自身はクリスチャンではありません。


というか、宗教を意識したことはありません。


でも、昨日生誕劇を観たことで、


自分の内にある信仰心とも呼ぶべき何かが


目覚めたような気もします。


今後はもう少し「宗教」というものについて


考えていきたいなとおもいました。

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それにしても、


生誕劇を演じていた子どもたちは


とってもかわいかった。


元気ハツラツ、いいことですね。

港町・函館

色々あり、早めに帰省しました。


帰ってきてからの一週間はほとんど家でボケっとしていたんですが、


そんなんではもったいないということで、


函館探検をしてきました。


今回は港町としての函館を紹介します。



ちょっとわかりにくいんですが、


奥に見えるのは函館どっく。


造船とかをしてるとこです。


僕が少年野球のチームに入っているときは


このすぐ近くで練習してました。




函館湾です。


漁船の船着き場を撮りました。


その中で特に多いのは


イカをとるための船です。


いさり火という言葉を知っている人も多いかもしれませんが、


これはイカ漁船の光が


夜の海に浮かんでいる様子を示してます。



碇を観る機会はそんなにないと思う。


かなり雑に置かれてました。



イカ


油断してるといろんなとこに吊るされてます。







いわゆる漁村です。


町名は入舟町。


名は体をあらわすというのはまさにこのことですね。



海と山の境です。


函館は坂が多い街でも有名で、


坂の一つひとつに名前が付いています。


パンフレットによく載っているのが、


八幡坂。


僕が一番好きなのは


チャチャ登りという坂。


たぶん一番シャレている坂です。

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ということで、観光ツアーではあまり行かない


函館を紹介しました。


もし函館に来る人がいたら、


ツアーガイド務めますんで


ぜひ次の旅行先の候補に函館を入れてください。


おしまい。