パンダ

上野動物園にパンダがくる!


年間7500万円のレンタル料は掛かるものの、


多くの笑顔が生まれるなら、それぐらい安いはず。


地元商店街の人々も「パンダ特需」に期待しているそうです。


上野公園からアメ横までの一帯がとっても大好きなので、


パンダが来るのは嬉しい限り。


来てからすぐは混むだろうから、


春の平日にでもふらっと行ってこようかしら。


といっても、動物が苦手な僕は、


「動物と触れ合おう」みたいなコーナーは嫌なので、


動物園はいつも満喫できないんだよなぁ。


話は変わりまして、政治の話。


民主党内で「菅おろし」が活発化してきました。


親小沢の16人が会派離脱を表明。


さらに今日の報道を見る限り、


中間派にも菅氏の退陣論がじわりと出てきているそう。


ダメでしょ。


代表選のときには


「首相をすぐに変えるべきでないという『消極的』な意見が…」などといった


文脈が記事によく出ていましたが、今回の動きからこの指摘について考えたいと思います。


去年の参院選が終わった後に書きましたが、


とりあえず衆院議員の任期は満了できるまで、


民主党の動向を見守ろう。


その理由は、すぐに結果を出せるほど政治は簡単じゃないから、としました。


この主張をした前提として、民主党内の結束を僕は考えていました。


しかし、この前提が脆くも崩れ去りました。今回の政局の動きで。


国民も不満があれば自分の一票の責任を忘れて、


民主党を批判する。批評ではなく批判。


その結果、参院選民主党の敗北。


成果がまだわからないのに、民主党がそれを示すことを阻んでしまった。


一方、政治家も不満があれば、政権党員の責任と矜持を忘れ、


トップを批判し、運営体制を破壊する。


その結果、菅氏は窮地に追い込まれる。


国民の幼稚さ(自分も含めて)は以前にも言いましたが、


今回のことで、政治を専門にするプロフェッショナルである政治家も


幼稚であることを再認識しました。


たとえ政権運営に不満があろうとも、


現執行部を揺さぶるべきでない。


結果も何もまだ示していないのだから。


衆院の任期満了を一つの区切りとし、


それまでは首のすげ替えなしに、


現体制でベストの成果を国民に見せるべきです。


結果とは終わるまでわかるはずもないという本質を忘れ、


トップを変えれば結果が見えるなんていうのは見当違いだし、


ましてや、政局的な不満を理由にトップを揺らがせるのは無責任。


だから、「すぐに首相を変えるべきでない」というのは


確かに消極的かもしれないけれども、


今後、国民も政治家もこのことを意識することが


政治に対してよりスマートになる足掛かりになるはず。


だから、菅氏をやめさせては絶対にいけない。


衆院任期が満了するまでは、絶対に。


(最後に。僕は民主党員でもないし、菅氏支持者でもないです。)




横浜。


そろそろ、写真が尽きそうなので、実家に帰ったらいっぱい撮ってきます。