2年前の6月8日

題名の通りです。


2年前の6月8日、秋葉原で大きな事件が起きました。


発生した瞬間、僕は自宅(実家)のリビングでテレビをぼーっと見ていました。


ニュース速報が表示され、とんでもないことが起きてしまったと感じたことを覚えています。


秋葉原との最初の出会いは僕が小学校低学年の時だと思います。


父親に連れて行ってもらい、街を歩きまわって、最後には万世のハンバーグを食べました。


そのあとも上京するまで何回か秋葉原には来ました。


新宿・原宿・渋谷はファッションの最先端、


新橋はビジネスの集中している場所、


銀座は上品さ…など東京の街はそれぞれの個性で都会(東京)を創りあげています。


では、秋葉原はどうでしょう。


電機部品をはじめとする「技術」が街中にあふれている、


技術は進歩するにつれ、人間の姿が見えなくなるもの。


(会話→電話、手紙→メールのように)


よって、「技術」の集まる街には人間の影がないような…そんなイメージをもちます


そんな「技術」のまちで、


いかにも「人間的」な事件が発生するというのは、僕だけでなく、


多くの人に衝撃を与えたはずです。



性と暴力の醜くさや悲しさは、どんなに「技術」が進歩し、


強力な「人工物」が世界中にあふれても、


関係なく現れてしまうことを、この事件は証明したのではないでしょうか。




技術の中に隠れて見えなくなっている人の醜さを


見てしまう瞬間は誰しもたまにあるのではないでしょうか。




サンシャインは大きい割には地味なんですよね…。


写真は板橋のものと、サンシャインの近くをはしる首都高です。